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2005.12.18

請願は否決されました

 「自衛隊の即時撤退の意見書」をもとめる請願は、14日の総務常任委員会で、6時30分頃から審議されました。
 紹介議員の河崎市議(市民クラブ)と、同会派の森池市議も賛成の発言がありましたが、総務常任委員会では、市民クラブのみの賛成少数で否決されました。
 なお、共産党も賛成の立場ですが、総務常任委員会の委員長なので立場の表明はありませんでした。
 「継続審議」は、甲雄会、蒼志会で、「反対」は、政新会、公明党、にしまちネット、明石市議(無所属)でした。

 そして、21日の本会議で、「市民クラブ」8名全員、たかはし市議、「日本共産党」5名全員の賛成をいただきましたが、少数否決になりました。 日本共産党の賛成答弁(西宮市HPより)
 紹介議員になってくださった、川崎はじめ市議、たかはし倫恵市議、ありがとうございました。

 国民の6割以上が「派遣延長に反対」であり、イラクでも8割以上が「占領軍の撤退」を求めているのに、その民意は西宮市議会に反映されませんでした。
 総務常任委員会での審議の中で、反対議員から、「政府が派遣延長した直後にこんな意見書は出せない」(政新会)、「我々より情報を持っている国が決めたことに対して地方議会レベルで論議すること自体に反対」(明石市議)など、国のほうだけを向いた意見が露骨に出ました。

 ちなみに、今村市議(蒼志会)は、「個人的意見として、イラクに行っている自衛官は国民みんなが敬礼しないといけないと思っている。しかし、イラクの自衛隊が国益にかなっているか疑問であるし、会派として意見がまとまっていない。」と、継続審議に賛成しました。 

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2005.12.12

市議会に「自衛隊撤退意見書」の請願を提出

12月市議会に「自衛隊撤退意見書」の請願を提出しました。
(紹介議員は、河崎はじめ市議、たかはし倫恵市議がなってくださいました。)

14日(水)に総務常任委員会が開催され、審議される予定です。
請願・陳情の審議は一番最後になるので、午後からになるのは間違いないと思います。
実際の審議が何時頃になるかは当日の進行によって変わりますが、傍聴に行きましょう。

なお、市議会宛に「自衛隊の即時撤退の意見書を求める署名」を161名分提出しました。

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「イラクからの自衛隊の即時撤退の意見書」の提出をもとめる請願

請願趣旨

 12月8日、政府はイラク自衛隊の派遣期間の1年延長を閣議決定しました。
 自衛隊のイラク派遣にかかる費用はすでに600億円を超えていますが、給水活動はすでに中止され、土木作業も現地イラク人だけでできるものばかりです。「自衛隊がくれば大きな仕事もくる」といった現地の期待は裏切られ、「サマワ日本友好協会」も自主解散しました。
 すでに11回も自衛隊宿営地に向かって迫撃砲やミサイル弾が打ち込まれています。閣議決定に先立ち、12月3日に、額賀防衛庁長官がサマワに行き(滞在4時間40分)「派遣を延長すべきだ」と表明しましたが、5日には、自衛隊車両がデモ隊から投石を受け、車両の一部が破損しました。その際、同行していたムサンナ州知事の護衛隊が自衛隊車両の上に登って、デモ隊に自動小銃を撃つ寸前の状況に至っています。額賀防衛庁長官は、投石で車両が損傷したことについて、「(同種の事案は)初めてではなく、何回かあった」と認めながら、「治安は良くなりつつある。英豪軍と緊密に連携し、安全には十分配慮している」という苦しい答弁をしています。

 イラクに駐留している自衛隊は、バグダッドの多国籍軍司令部にも要員を派遣しています。航空自衛隊(C130輸送機3機配備)は、クウェートとイラク南部米軍基地間で、米軍物資などの輸送を行っています。これは「人道支援」ではなく「米軍支援」です。
 その米軍の蛮行がさらに明らかになっています。イタリアの国営テレビは、昨年11月のイラク中部ファルージャ攻撃作戦で、米軍が「大量かつ無差別な」白リン弾を民間人に使用したと報じました(11月8日)。その番組は、焼けただれた子どもや女性の体を目撃した元米海兵隊員のジェフ・エンジェルハート氏の言葉を引用しました。それは、「焼かれた体が幾つも。焼かれた子どもたちや女性たち。白リンは無差別に殺すのだ。それは150メートル以内に衝撃雲となって広がり、人も動物も焼いてしまう」という内容でした。(白リンは、空気中の酸素と反応すると激しく燃焼し、熱は2500度を超えます。人体に触れると高熱で「骨まで焼き尽くす」といわれています。)

 英国防省がイラク国民を対象に実施した秘密の世論調査で、「多国籍軍がイラクの治安改善に役立っている」と答えたのは1%足らずで、多国籍軍の駐留に「強く反対する」としたのは82%。3人に2人が「駐留によって治安が悪化した」と答えています(11月23日付の英紙サンデー・テレグラフ)。
 不正だらけの選挙と国民投票によって誕生した「政権」も汚職にまみれ、ブッシュ大統領ですら、イラク政権の汚職について強く批判せざるを得なくなっています(12月7日ワシントンでの演説)。さらに、イラク国内武装勢力による攻撃は1日あたりおよそ100件に達し、巻き添えになる一般市民の死傷者のほうが多い状況です。インフラは復興せず、イラク市民の生活は破壊されたままです。
 今、非武装でイラク社会の民主化と市民生活の再建をめざしている「イラク自由会議」は、女性・子ども達・失業者の権利を守り、イラクの自由と平等を実現するためには、占領軍の即時撤退が必要であると強く訴えています。

 イラクでの米兵の戦死者数も2,107人、戦傷者数もおよそ1万5,500人に上っています(11月28日時点)。そもそもイラク攻撃そのものに正当性が見いだせず、米国内世論も「撤退」に傾いています。息子がイラクで戦死したシンディ・シーハンさんの「兵士を家に帰せ」という声への共感が広がり、ワシントンで30万人の反戦デモが繰り広げられました(9月24日)。ウクライナ、ブルガリア、ノルウェーは完全撤退を検討し、イギリス、オーストラリア軍は来年5月に撤退開始を計画しています。
 日本国内の世論も、自衛隊派遣の延長について「反対」が69%で過去最多になっています。「反対」は、内閣や自民支持層でも6割近くに達し、「賛成」は22%でした(朝日新聞社による11月26、27日の世論調査)。自衛隊のイラクからの撤退は、両国市民の民意です。
 つきましては、西宮市議会におかれましても、民意を反映していただきたく、次のように請願いたします。

【請願事項】
一、「イラクからの自衛隊の即時撤退を求める意見書」をあげてください。
一、意見書を内閣総理大臣、外務大臣、内閣官房長官、防衛庁長官、衆議院議長、参議院議長などに送付してください。

以上
2005年12月12日

西宮市議会議長 殿
西宮市に平和・無防備条例を実現する会

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