請願は否決されました
「自衛隊の即時撤退の意見書」をもとめる請願は、14日の総務常任委員会で、6時30分頃から審議されました。
紹介議員の河崎市議(市民クラブ)と、同会派の森池市議も賛成の発言がありましたが、総務常任委員会では、市民クラブのみの賛成少数で否決されました。
なお、共産党も賛成の立場ですが、総務常任委員会の委員長なので立場の表明はありませんでした。
「継続審議」は、甲雄会、蒼志会で、「反対」は、政新会、公明党、にしまちネット、明石市議(無所属)でした。
そして、21日の本会議で、「市民クラブ」8名全員、たかはし市議、「日本共産党」5名全員の賛成をいただきましたが、少数否決になりました。 日本共産党の賛成答弁(西宮市HPより)
紹介議員になってくださった、川崎はじめ市議、たかはし倫恵市議、ありがとうございました。
国民の6割以上が「派遣延長に反対」であり、イラクでも8割以上が「占領軍の撤退」を求めているのに、その民意は西宮市議会に反映されませんでした。
総務常任委員会での審議の中で、反対議員から、「政府が派遣延長した直後にこんな意見書は出せない」(政新会)、「我々より情報を持っている国が決めたことに対して地方議会レベルで論議すること自体に反対」(明石市議)など、国のほうだけを向いた意見が露骨に出ました。
ちなみに、今村市議(蒼志会)は、「個人的意見として、イラクに行っている自衛官は国民みんなが敬礼しないといけないと思っている。しかし、イラクの自衛隊が国益にかなっているか疑問であるし、会派として意見がまとまっていない。」と、継続審議に賛成しました。
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